自然のチカラでゆがみを直す整体院 中山整体療院

院長ごあいさつ

治る力を引き出す

今や、腰痛人口は全国で3000万人とも4000万人ともいわれています。成人の実に3人に1人が腰痛経験者ということです。もはや腰痛は日本人の国民病といっても過言ではありません。

では、なぜこれほどまでに腰痛持ちが急増したのでしょう。その理由は非常に複雑で、とても一言ではいい表せませんが、一つだけいえるのは、このやっかいで不可解な腰痛を呼び寄せたのは、私たち自身なのだということです。

私たち人間は、二本足で立ったそのときから長い長い年月をかけて、この身体をつくり上げてきました。変化する自然環境に合わせて、どんな科学も及ばない精密で奥深いしくみをもつ人体へと進化を重ねてきたのです。その生命の営みの核となるのが自然治癒力です。

人間はもともと、外的な環境に応じて機能を調節し、つねに生体を一定に保とうとする力(ホメオスタシス=生体恒常性)を備えています。それによって、どんなに環境が変化しても、体温を一定に保ち、呼吸をし、外敵から身体を守る免疫力を発揮させることができるのです。

ところが、現代科学のめざましい進歩は、私たちにたくさんの恩恵をもたらすと同時に、身体と精神の自由を奪いました。食品添加物や農薬をはじめ、莫大な量の化学製品や、環境汚染が私たちの身体をむしばみ、効率化を追及する暮らしはストレスを増大させ、生活習慣病は増加の一途をたどっています。

また、現代医学では治療できない難病も次々に見つかっています。新薬や最新の治療法も開発されていますが、消滅したはずのウイルスや細菌が、さらにパワーアップして再生し、抵抗力の弱った現代人は新たな脅威に見舞われています。腰痛はもちろん、今や社会問題にもなっている花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患もその表れでしょう。

どんなに優れた治療法が開発されても、西洋医学は長い目で見れば対症療法に過ぎません。とくに現代社会では、病気の根本的な原因を取り除くことは難しいのです。今こそ、私たち自身が本来もっている自然治癒力をよみがえらせ、病気にならない身体、病気に負けない身体を獲得する必要があります。

自然治癒力を引き出す最良の方法として、私が30余年の施術人生をかけて開発したのが「中山式自然療術」です。それは、すべての痛みや疾患が自律神経の乱れを発端としているという考えに基づいています。腹部の軟部組織(筋肉と内臓)をゆるめることにより、自律神経のうちの副交感神経を目覚めさせ、血行を促し、免疫力を向上させる。それはほかに類を見ない、特別の手技です。

施術を受けていただければ、すぐにわかっていただけると思います。腹部を調整しているうちに、ほとんどの方が、うとうと居眠りをされるほどリラックスします。そして、知らぬ間に自らの「治る力を」よみがえらせているのです。ストレスにさいなまれた自律神経がバランスを取り戻し、腰痛に限らず、さまざまな痛みや内臓疾患が改善され、治らないとあきらめていた方々が笑顔を取り戻されています。予防医学の必要性が叫ばれる中、中山式自然療術によって、一人でも多くの方が、痛みを意識することなく、快適な生活を営めるよう、心より願っています。

中山整体療院院長 中山建三

中山建三(なかやまけんぞう)
1947年高知県生まれ。
若い頃、椎間板ヘルニアを患い、整体療法を受けたのがきっかけで、カイロプラクティクや骨盤調整法などを修得。以来40年近くにわたって数多くの患者に施術した実績から、腹部をゆるめ、ゆがんだ骨格を正す独自の中山式自然療術を生み出し、各方面から高い評価を得ている。

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